しらせ郵便局(第５３次銀座支店しらせ船内分室)

12/8
切手を買いに
しらせ船内の郵便局に行きました。


ちなみに
このしらせからも
今度行く昭和基地にも郵便局はあります。
もちろん出した日と出した場所の消印が押されます。

ただ
相手先に届くのは
しらせが日本に帰ってきてから、
４月の上旬に届くことになります。。。

海軍カレー

12/9
今日は金曜日。
昼食は海軍にならってカレー。
(海軍は曜日感覚を無くさないように金曜日はカレーと決まっております。)

カレーの日は今回で２回目
あと何回食べられるか…。

今日のカレーはナス入りのポークカレー
目玉焼きとコロッケのトッピングに
とろけるチーズがのっかってきました。



船上の生活は太ります。

新しらせ最大傾斜を記録！！

12/10
私が寝ているときのことでしたが
しらせ時間(日本時間－３時間)の２時ころ
この砕氷船が就航してから最大となる傾斜２８°を記録しました。
(過去のしらせの最大傾斜５３°にはかなわないけど…)

その夜から昼にかけてはずっと揺れが激しく、
私の部屋は消臭剤の粒が散乱し、
ペットボトルが箱ごと、机の椅子が右に左に床の上を行ったりきたり、
していたようです…。

実は私は
常時右に１５°左に１５°という揺れの中
４時半ごろ、
棚の上のカメラや机の上のパソコンなどがもしかして転落しているのではという思い
で
起きましたが
同室の隊員がしっかりしていて
２時ごろに起きて
床は片付けや、
ペットボトルの箱の滑り止めや
椅子の固定など
みんなやっておいてくれたため
きれいになっておりました。。。

写真は部屋の椅子の固定状況です。
揺れているときの写真は撮れませんでした…。

しらせ大学

12/10
例年にならって
しらせ船上ではしらせ大学といって
これから南極へ向かう大学の先生方や研究者による授業が
しらせの乗組員向けに行われます。
(隊員も受けることができます)

写真：４日間にわたる講義も終了で修了！？

滑り止め。

12/10
船の揺れが増しているので
食堂のテーブルに滑り止めが敷かれました。
食事は揺れに関係なく
朝食5：45～
昼食11：00～
夕食17：00～
食堂で食べます。
普段は白のテーブルクロス。
テレビで紹介していたテーブルの淵の上がる部材は封印されております。
椅子もしっかり床と鎖で固定されています。

日曜のお昼はお弁当！？

12/11
お昼は普段
しらせ乗組員の調理係の作った料理を
自分で食器に盛り付け、
自分で食器返却口に持っていき
しらせの係の方にあらっていただきます。

この日は日曜だからでしょうか
お昼はお弁当。
大きくておいしかったです。

仕事もしてますよ。

最近のブログを振り返ると
全く仕事していないようなので
私が担当している仕事について話しますが、
飛島建設の社員が南極に行って
何をするのか
簡単に要約すると、

南極において
屋外で活動できる夏の短い期間に、
できる限り、
観測や研究のための
施設の建築、増築や改修、整備などを行うため
多くの人間を効率よく、安全に作業できるようにとり仕切るという
工程管理をおこなう。

ということなのだと思います。

ということで
私は
しらせ艦上では
隊員たちにむかって、
昭和基地に着いてからの夏作業の日課や
安全作業についての発表をする場があり、
しらせ乗組員の方たちにも
夏作業に参加してもらうので
(毎年、しらせ乗組員は観測隊のお手伝いをすることになっている)
それ用に安全講習をしたりします。

写真はその講習状況です。
(あまり良い写真がありませんでした。。)

洗濯は…

洗濯ものは各自４，５日分まとめて節水を心がける。
というのが
隊員の心得。
自動洗濯機と乾燥機セットで６台分あります。
しらせ乗組員による巡検と呼ばれる掃除とチェックの時間(19：00～20：00)
以外の時間にはいつでも利用できる。




自分の部屋に洗濯ロープを張り、
室内干しにする。
乾燥気味なのでちょうどよい。
部屋に窓があるのだけれど、
気圧差のため開けられないので、
室内の換気は天井から出る給気口の空気。
温かい新鮮な空気！？が出てくる。
部屋干しでも乾燥まで１日かからない。。。

トイレとお風呂

毎日お世話になっているもの…
お風呂は４～６人が入れるくらいの広さ。
シャワーは海水から造る貴重な水が出てきます。
(節水に心掛けます)
湯船は海水の温水。
しらせ乗組員の掃除中には入れないけど２４時間入れます。
が実際には、隊員の入浴は夕食前後に集中します。
ちなみに私は就寝直前の遅い時間帯の空いているときに入ります。
湯船につかる時、船の揺れがよくわかります。
ひどく揺れるときはお風呂場は危険です。。。



トイレは７ブースぐらいの広さがあり、
ほぼ待ち時間なく利用できます。
流す水は海水で、
上のバルブを使用後に開いて流します。
ウォシュレット付きなのは紙の使用を少なくするためなのでしょう。

床屋さん

さて
しらせ艦上では
南極活動の準備・調整しながら
隊員は生活を共にしています。

←写真で見る日常風景
隊員同士で散髪…。
中にはうまい人がいるものです…。