デルタアンテナ基礎工事 [昭和基地から]
51次隊が建てたデルタアンテナ(奥)と53次隊の基礎工事
斜面で初めての測量
岩盤に150∮の穴をあけられる削岩ドリル機
その穴に最初の支柱を埋め込んだところ
40mデルタアンテナは
中心のタワーを支えるワイヤー(支線)の
4方に4段、引っ張ることにより
直立します。
それで
4方に基礎8か所、(アンテナ用にプラス4か所もある)
支線の基礎が要ります。
基礎といっても
支柱がほしいだけなので
基礎のその場所が岩盤であれば
150∮の岩盤削岩ドリル機で1mくらいほり、そこに支柱を立てます。
(岩盤がなければ、コンクリート基礎に支柱を立てることになります。)
今回の基礎工事は
7割がたドリルで行えました。
基礎の場所については
測量を行いました。
私が会社で名古屋支店にいたときに
鍛えた測量の技術が役に立ちました。
南極にある測量機は
トータルステーションという
高性能機ですが、
光波のデジタルトランシットと同じように扱えました。。。
コメント 0