2/6 自然エネルギー棟工事現場にペンギンが来てくれました。 [昭和基地から]
本日の作業終わりに
子供であると思われるアデリーペンギンが近くに来ていたので
撮影会になってしまいました。
今年は
昭和基地の周囲の氷が解けていたせいか
ペンギンを見る機会は多く
昭和基地でも目撃者が多数いました。
5m以内に近づかないように
幸運にも自然エネルギー棟を背景に。。。
2/7 生活を支える人々 [昭和基地から]
以前載せた内容ではありますが
観測隊は南極で観測や研究をする人とそれをバックアップする設営系の人とで構成さ
れています。
今回載せた写真は
昭和基地の中心部にあるすべての電気を支える発電棟の発電機です。
そして
左下の方に小さく写っている隊員は
それを保守するために
計器をチェックしています。
越冬隊の設営系の人で分担して
毎日毎日生活を支える発電機や造水器、汚水処理機などなど
不具合が起こる前にチェックしているわけです。
自然エネルギー棟建設に関しては
我々建築隊員が先立ってやってはいますが
建設に携わっている人だけで立てているわけではありません。
建築も機械設備も同じ設営というくくりでありますが
生活を支えている隊員の働きのおかげで
我々が仕事できているわけです。
観測隊全ての人で
自然エネルギー棟は作られている
と思うわけです。
観測隊は南極で観測や研究をする人とそれをバックアップする設営系の人とで構成さ
れています。
今回載せた写真は
昭和基地の中心部にあるすべての電気を支える発電棟の発電機です。
そして
左下の方に小さく写っている隊員は
それを保守するために
計器をチェックしています。
越冬隊の設営系の人で分担して
毎日毎日生活を支える発電機や造水器、汚水処理機などなど
不具合が起こる前にチェックしているわけです。
自然エネルギー棟建設に関しては
我々建築隊員が先立ってやってはいますが
建設に携わっている人だけで立てているわけではありません。
建築も機械設備も同じ設営というくくりでありますが
生活を支えている隊員の働きのおかげで
我々が仕事できているわけです。
観測隊全ての人で
自然エネルギー棟は作られている
と思うわけです。
2/7 自然エネルギー棟・仕上げ完成 [昭和基地から]
2/8 南極授業を応援しに行きました。。。 [昭和基地から]
南極授業というのは
南極観測の広報のために行われているもので
南極観測の未来のための活動だと思います。
観測隊同行者として高校の先生などが
観測隊に参加して
南極そのものや観測隊に関するものを体験し
自分の母校などをメインとした学校(動物園も有)向けに
南極・昭和基地と学校を生中継で結び
授業をする。
という活動です。
生中継ともあって
テレビ局風にカメラマンや音声さんやその他役割を
観測隊で構成されて作られています。
といっても
設営・建築として参加している私は
この南極授業、なかなか遠くからしか応援できません。
観測隊の夏は
短い限られた時間内に
多くの計画が密集しており
ひとりひとりの役割があるわけですが
多くのことが重なって進んでいきます。
応援しあいたいのもやまやまですが
うまくいかないものです。
ちょうど
時間が作れたので
南極授業、外の生中継を見に行くことができました。
ただのやじうま??
2/8 自然エネルギー棟 足場解体!! [昭和基地から]
自然エネルギー棟完成写真は大きいのを載せたかったのですが
しらせ船上からお送りするこのブログ…メールの送信容量が決まっているので
とりあえず、帰国まで写真は小さいサイズでお送りします。。。
2/8
昨日までで自然エネルギー棟は
無事にここまで仕上げることができました。
かさねていいますが
これは観測隊みんなの力です。
他の隊員に完成した?
と聞かれては
完成しているんだけど
足場を解体して初めて完成だと説明してきました。
建設業に務める私としては
足場の解体は最後の大詰めの作業です。
私がこの職で少ない感動ポイントとして挙げられます。
足場がなくなると仕上がった外装があらわになります。
いろいろと工事中のことを振り返り、今があると実感するわけです。
ただ
大詰めの足場解体作業というのは
高所で危険作業になります。
浮かれるわけにいかず、
無事に終われるよう
気を引き締めます。
それを超え
完成させたいところです。
足場がなくなればもう手が届かないところが出てきます。
ちなみに屋根も足場解体後は容易に上れません。
高いところから外装のチェックして…。
清掃もしながら…。
足場の上も解体前に同時に清掃…。
11日あたりに
ブリザードの予報が出ました。
僕らには残された時間がありません。。。
2/9 越冬準備開始〜夏作業資材一斉片付 [昭和基地から]
2/9 夏作業資材本格片付始めました。
その前に
2/8
53次隊のドーム隊の建築隊員 草食鯱こと南極王ことほりっちが帰ってきました。
もちろん 54次のドーム隊、建築隊員のとーのさんも帰ってきてくれました。
間違って直接、しらせに戻ってしまうこともありえたのですが
いろいろあった挙句、昭和基地に来てくれました。
感動の再会を果たしたわけです。
と
その後
本人たちの意向で
昭和にいる間は観測隊建築隊員として働きたいとのことでしたので
一緒に片付けを手伝っていただきました。
やはり
ドーム行っている人の働きはすごい。
感心します。
ということで
写真は
機械建築倉庫の越冬向け片付け状況(ほりっちクローラクレーン)
と
以前やった車庫横の足場材置き場の片付けまとめ
と
生コンプラントの越冬仕舞い。
この片付けは
越冬隊に迷惑にならないよう
次の隊に迷惑にならないよう
立つ鳥跡を濁さないよう
を念頭に行います。